Mar 18, 2009

エコハウスの基本性能について

エコハウスは、断熱、機密性、日射遮蔽、日射導入、蓄熱、通風、換気、自然素材8個を確保することから始まります。エコハウスは、これらの性能を確保し、住宅に必要なエネルギーを最小限に抑えることができます。そして、このような性能を確保しつつ、必要なエネルギーは自然エネルギーを最大限に活用できるだけ化石燃料に頼らない生活をすることがエコハウスに表示されます。
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 [ベイルート 22日 ロイター] 内戦状態が続いていたリビア情勢は22日、反体制派の首都トリポリ進攻で、41年に及んだカダフィ独裁政権が事実上の崩壊に追い込まれた。アラブ世界に広がる民衆革命のうねりは新たな「春」を生み、独裁体制が無敵ではないことをあらためて証明した。

【図表】カダフィ政権のこれまで

 カダフィ大佐の写真などを踏みつけながら、反体制派がトリポリ市内になだれ込む様子を映した映像は、同様の反政府デモに直面しているシリアやイエメンなど、他のアラブ国家の指導者たちにも動揺を与えるとみられている。

 民主化を求める「アラブの春」では、23年続いたチュニジアのベンアリ政権が倒れ、30年にわたったエジプトのムバラク政権も崩壊。そして、今回カダフィ政権が終焉(しゅうえん)を迎えようとしている。

 <国際支援>

 専門家らによると、カダフィ政権の事実上の崩壊には西側諸国の軍事介入が重要な役割を果たしたのは事実。ただ、イラクやアフガニスタンでの任務を抱えた上、財政危機に陥っている西側諸国が、シリアや他の地域で同様の軍事介入を行うとは考えにくい。

 しかし、これまで民衆蜂起を武力弾圧で抑え込んできたシリアやイエメンの独裁者は、急展開したリビア情勢を踏まえ、反政府デモへの対応策について再考を迫られそうだ。

 レバノンのベイルートを拠点に活動している中東アナリスト、ラミ・コーリ氏は「(カダフィ政権崩壊では)これまでに崩壊したアラブの政権がたどった過程とは違う過程が示され、重要な意味を持つ。機運の高まりに加え、変化を求める国民の意志と地域的・国際的な支援があれば、それに対抗できる政権はないことも示された」と分析する。

 またコーリ氏は「シリアはこの条件に当てはまり、独裁政権はどんなに強固でも最終的には崩壊する。われわれは、チュニジア、エジプト、リビアの3カ国の政権移行を目の当たりにした。この後、さらに続く国が出てくるだろう」と見通した。

 イスラム教シーア派が国民の大半を占めるバーレーンで起こった反体制デモについてコーリ氏は、地域的・国際的な支援が十分になかったため、政権崩壊には至らなかったと説明した。

 リビアでは、北大西洋条約機構(NATO)軍が5カ月にわたって空爆を実施。反体制派の拠点、東部ベンガジを政権側に奪還されるのを阻止し、政権側のデモ鎮圧を防いできた。もし空爆が機能していなかったならば、他のアラブ国家の反体制派に逆風が吹いたとも指摘されている。

 中東アナリストのジェフ・D・ポーター氏は、「アラブの春に対する概念は、1カ月足らずで政権崩壊に至ったチュニジアとエジプトの政変で形成されている。リビアはこのモデルに当てはまらないため、(同様の政変は)不可能だと考えられてきた」と解説。

 その上でポーター氏は「シリアやイエメンではNATOの後ろ盾はないものの、リビアの民衆革命は両国の反政府デモ隊を勢い付かせるだろう」と、革命の連鎖が起こる可能性に言及した。

 <退陣要求>

 カダフィ政権が事実上崩壊した後、トリポリ市内に広がった歓喜の輪は、市民らがカダフィ大佐に嫌悪感を抱いていたものの、報復を恐れてあえて反抗しなかったことを表している。トリポリでの反政府デモは当初、強制的に排除されていた。

 トリポリの活動家モハメド・デラ氏は、「リビアの歴史の新たな1ページだ。新たな夜明けと、新たな自由の歴史を目撃している」と喜びを爆発させた。

 ポーター氏は「カダフィ大佐が、自身が主張するほどの支援が得られていなかったことも分かった。これは、革命に参加することに危険が伴うシリアやイエメンと比較できる」とした上で、「市民は反体制派の部隊が現れるまで、政権に背いても命の危険は冒そうとしない可能性がある」と指摘。シリアの首都ダマスカスなどで、反政府デモの勢いが低調である理由を述べた。

 専門家らは、カダフィ政権への経済制裁が、政権軍を弱大化させるのに大きな役割を果たしたと分析し、シリアに対する同様の制裁が、リビアと同程度の影響を及ぼすことになるとみている。

 国際社会から退陣圧力が強まる中、シリアのアサド大統領は21日、西側諸国に対して外部からのいかなる干渉も容認しないと述べ、米国や欧州連合(EU)などによる退陣要求を拒否する姿勢を鮮明にした。国連当局者の情報では、治安部隊による弾圧で約2000人が犠牲になったとされている。

 シリアとリビアの相違点についてポーター氏は、「アサド大統領は、自身がカダフィ大佐と同じ運命をたどることを危惧しているかもしれないが、外交関係に違いがあると認識している。アサド大統領には、イラン政府や(レバノンのシーア派組織)ヒズボラの支援がある」と説明した。

 一方でコーリ氏は、リビア反体制派の成功はアサド大統領ら指導者の自信を揺るがすとみており、「アサド大統領は自分自身の世界で生きている。現実の世界で生きておらず、目の前の現実に気付いていない。こういう独裁意識から無敵だと感じている」と言明。

 さらに「われわれが目にしていることは、彼らが無敵ではないということ。実際は脆弱(ぜいじゃく)で、数十年もの間にわたって続いている政権の多くは終わりに近づいている」との見解を示した。

(ロイター日本語ニュース 執筆:Samia Nakhoul記者、翻訳:野村宏之、編集:本田ももこ)


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